2011年5月18日

田崎翔太的專訪

被翔太迷到的太太小姐們,底下專訪大推薦!

加瀬亮インタビュー [テレビドガッチ]



山田太一さんが12年ぶりに連続ドラマの脚本を手掛けることになり、注目を集めるドラマ『ありふれた奇跡』。加瀬さんに、出演するに至った経緯や脚本の印象などを語っていただきました。

--この作品への出演を受けた理由は?

最初に5枚ぐらいの企画書をいただいたんですけど、出演を決めたのは山田太一さんの脚本ってことが一番ですね。それと、連続テレビドラマは、今まで自分がやったことがなかったので、トライしたいっていうのももちろんあって。今回はタイミングも良かったんです。今までも何度か声をかけていただいたんですけど、映画と重なったりして、出来なかったので。

--『ありふれた奇跡』というタイトルを聞いて、最初にどのようなイメージを持ちましたか?

今回は先に脚本を数冊読んだあとにタイトルが決まったのですが、本のイメージにぴったりのいいタイトルだと思いました。山田さんの世界観を、すごく象徴しているんですよね。

--脚本をお読みになった感想はいかがですか?

そうですね、圧倒的に面白かったです。僕は演じ手なので、物語の進行や登場人物のキャラクターがどれくらい描かれているのかという点にはいつも興味を持っていて、山田さんの脚本は本当に人間の描写がすごいっていうか……。

--仕草などの描写も、とても繊細ですよね。

それは本当にすごいですよ。ストーリーも脚本をいただくたびに驚くし、自分の世代には無い感覚もあって……。だから、毎回勉強っていう感じですね!(笑)。

出演が決まってから、田崎翔太という役について山田太一さんから直接、加瀬さんに説明があったそう。一見普通の男性で穏やかに見えながら、心に傷を持つキャラクターに対し、どんな印象を持ったのでしょうか?
--田崎翔太というキャラクターについて、山田太一さんからはどのようなお話があったのですか?
一番最初にお会いしたときに、大まかな流れと簡単なキャラクターの説明はあったんですけど……。ますます分からなくなって帰った覚えがあります(笑)。
--そのお話を受けて、加瀬さんは田崎翔太をどんな風に捉えましたか?
最初は顔が見えにくいというか曖昧というか……、なかなか一言で言い表せないくらい掴みどころのない感じで、話し方とか、声の雰囲気とか、そういうのすらよく分からなくて。3話分の脚本をいただいてからクランクインになったんですけど、とにかく感じた印象のままに始めるしかなかったですね。
--今回の役どころは、心の裏側に人には言えないような傷を抱えているという、ご自身には置き換えにくい設定だと思いますが……。
そうですね。演じる上では、自分の中にも田崎翔太のような部分があると信じて、探していくという感じですね。どの役でも言えることなんですけど、そうして演じているうちに自然に役と合わさってくる時があるんですよ、無いときは無いんですけど(笑)。役と自分が合わさると、予想を超えた何かが出てくるので、今回もそんな風になるといいなとは思っています。
--繊細なテーマだけに、表現方法が難しそうですね。
そうですね。でも、すごく面白い脚本なので、その部分をきちんと観てくれる人に届けたいと思いながら、演じています。

この作品は豪華なキャストも見どころの一つ。加瀬さんの相手役、中城加奈を演じる仲間由紀恵さんをはじめ、陣内孝則さんや井川比佐志さん、風間杜夫さん、戸田恵子さんらと一緒にドラマを作り上げていく加瀬さんに、共演者の方々の印象を伺いました。
--中城加奈役の仲間由紀恵さんとは初共演ですよね。
とっても明るい方です。連ドラの撮影に、仲間さんはすごく慣れてらっしゃるので、僕は今手探りなので、彼女についていってる感じなんですけど(笑)。
--祖父役の井川比佐志さん、父親役の風間杜夫さんとの共演はいかがですか?
井川さんとは初めてで、風間さんは以前映画で共演させてもらったことがあります。井川さんからは明るく気さくに声かけてもらっています。風間さんは、ちょっと笑っちゃうぐらい面白い方なんで……(笑)。祖父と父親とのシーンに関しては、2人にお任せして、ドンと胸を借りようかなと。
--親子のシーンを、演じてみての感触は?
とにかくセリフも細かいので、一字一句、丁寧に演じたいなとは思っているんですけど、なかなか普段自分が喋るような言葉じゃないので、難しいですね(笑)。でも、すごく良く描かれているので、想像を膨らませつつ、井川さんと風間さんに力をもらってという感じです(笑)。

映画作品を中心に活躍してきた加瀬さんにとって、初めての連続ドラマ撮影は今までにないことだらけ。映画とドラマの現場の違いについて、大きなことから小さなことまで語っていただきました。
--今回、連続ドラマ初出演にして初主演。映画の現場とは違いますか?
はい、もう全然違いますね。スピードも違うし、カメラの台数がたくさんあるっていうのも違うし……。
--一番違いを感じるのは、やはり撮影環境?
そうですね。映画の現場はシーンとしている中で始まるけど、ドラマはものすごくバタバタとしている中で始まるので、いろいろ戸惑いはありますけど、今のところ問題なくやっています!
--演じる上で、違いを感じている部分はありますか?
簡単に言うと台本が違いますよね。映画は1冊で完結するけど、ドラマは11冊続いていくじゃないですか。それで、1週間に1回渡されて、読んで覚えていかなくちゃいけない。僕あんまり出来の良いほうじゃないんで(笑)、それも大変だし、いろんな意味で器用さが必要だなっていうのを、今身にしみて感じているところですね。
--連ドラのように結末が見えてない中での演技を、初めて経験されていかがですか?
脚本を読むごとにストーリーもそうですし、キャラクターにもいろいろな面が出てきて……、それに戸惑うというよりは、むしろプラスになっていますね。「あっ、こんな人だったんだ」とか、自分自身もすごい楽しみながらやっていますし。テレビドラマで長い時間をかけて演じるのは、役の成長や奥行きの部分で、映画とは違うところなので、その点はすごく期待しています。

数々の映画作品に出演し、映画賞も受賞してきた加瀬さんに、俳優を目指したきっかけについて伺いました。さらに俳優人生を続けてきて転機になった人との出会いや作品についても語っていただきました。
--加瀬さんが俳優になろうと思ったきっかけは?
ジョン・カサベテスとエドワード・ヤンという監督の映画に夢中になって。それがきっかけで映画の世界に行きたいなって思ったんです。
--この世界に入って9年、影響を受けた出会いというのはありますか?
影響を受けたというか、衝撃的だったのは森崎東監督に会ったときですかね。森崎監督からは「映画は理屈じゃない」っていうことを、すごく叩き込まれましたね!(笑)
--ご自身の中で転機となった作品などは?
そうですね……、たくさんあるんですよね。これまで演じてきた作品のほとんどの監督さんに影響を受けているし。確かに、「硫黄島からの手紙」や「それでも僕はやってない」とか、わりと大きな作品にも出演させていただきましたけど、変わったのは自分というよりは、周りが変わったというか……(笑)。
--自分自身のスタンスは変わらない……。
僕自身は今まで教わってきたことをやってきているだけで……昔からそんなに変わっていないのかもしれない(笑)。でもやっぱり、周りの見え方っていうのは、ひとつの作品ごと本当に変わるんだなと実感してますね。

ハリウッド映画「硫黄島からの手紙』への出演、そして「それでもボクはやってない』では多くの賞に輝き、演技派として高く評価される加瀬さんに、役に対するこだわりや俳優の魅力を語っていただきました。
--今回のような素朴な役から、すごくエッジの効いた役まで、さまざまな役を演じてきていますが、作品や役を選ぶ上でどんなこだわりを持っているのですか?
いろいろな理由はありますけど、まずは声をかけていただかないと出来ない仕事なので、やっぱり、声をかけていただいた以上、応えたいというのがまず基本にありますね。 あと、自分の好みっていうのも持ってはいるんですけど、それだけでは演技の幅がすごく狭くなってしまうし、そういう選び方をしてしまうと、それは仕事じゃなくて趣味だろっていう話になっちゃうんで(笑)。
でもやっぱり、声をかけてもらえるっていうことは、今までいろんな役を演じてきた自分から違う一面を見出してくれて、そしてまたさらに新しいことに挑戦させてもらっているんだなと思うんです。なので、これからもなるべくいろいろな役をやっていきたいですね。
--「こんな役者でありたい!」というような目標はありますか?
やっぱり、日本だけじゃなく、いろんな国の作品に出演したいというのはありますね。今までも何度かやらせてもらって、文化も価値観も全然違うんで、外国の方とやるのはすごく面白いんですよ。だから、今後も海外の映画に参加したいというのが、ひとつ目標ではあります。
--加瀬さんは俳優という仕事の、どこに魅力を感じている?
なんでなんですかねぇ(笑)、やっぱり人が面白いから続けているんだと思います。演じる役ではなく、一緒に作っていくスタッフはもちろんですけど、こういう取材もそうですけど、ほとんど毎日違う人と出会えるじゃないですか。ほかではちょっと考えられないですよね。同じ人とずーっと一緒ではなく、長くても3カ月。その短いタームで出会いと別れが続くっていう、その辺に面白さをすごく感じますよね。

普段の何気ない生活に、実は気付いていないだけで小さな奇跡がいくつもあり、その奇跡に気付くことで生きる希望を見出せるはずという山田太一さんの熱いメッセージが込められたドラマ『ありふれた奇跡』。2009年のスタートを、初の連続ドラマ主演で飾る加瀬さんに、その抱負と見どころを語ってもらいました。
--このドラマを通して、どんな事を伝えたい?
そのときの気分にもよるんですけど、気分が良ければ、「もう今生きているだけで奇跡だ」と思えるときもあるし、「もう世の中ダメだ!」(笑)ってときもある。このドラマでは、そんな普通の生活の中で、最近見えにくくなっていることを明るみに出そうと山田さんがしているので、僕らもその想いを感じ取って、そこが伝わるように作っていきたいなと思っています。
--連ドラへの挑戦で幕を開けた2009年、どんな年にしたいですか?
年初めの1月8日のオンエアに向けて、みんなで力を合わせて一生懸命作ってるところなので、とにかくたくさんの人に観てもらえると嬉しいなっていうのはもちろんあります。自分自身はこのドラマでたくさん力をもらうことで、2009年が良い年になるような気がするので、まずはこの作品をきちんと演じきりたいですね。
--最後に、読者へメッセージを!
毎回毎回、回を重ねるごとに見え方がどんどん変わって、その展開がとにかく面白いので……。見どころというか、全話観て欲しいです(笑)、はい!







1 則留言:

  1. 啊被翔太迷到的在這裡~♥♥♥♥

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